みなさま、こんにちは。
奈良のライフスタイルブランド『ならまき』の『めっちゃ薄い腹巻き』について今回も書かせていただきます。
前回の、奈良に縁のある『お守り刺繍』について<前編>に続き、後編として残りの4刺繍についてご紹介いたします。
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まずは、<柿の葉寿司>の刺繍から。
「奈良の郷土・伝統料理といえば?」で一番に出てくるのがこの<柿の葉寿司>。
現在のような物流網や冷蔵設備のない時代の海産物や塩は、海から遠く離れた山里の人々にとっては大変貴重なものでした。
そう、奈良は海なし県。
その貴重な塩鯖をにぎりめしに添え、裏山の柿の葉で包んで、重石をきかせた柿の葉寿司は夏祭りのご馳走として地域の集まりや家族の食卓には欠かすことのできない行事食でした。
そんな今でも奈良県民はみんな大好き。(と思っています笑)
今回出展させていただいている展示会でも、
奈良が好きでブースを訪れたお客様は柿の葉寿司に興奮されています。(嬉しい…)
刺繍柄は定番の「鯖」と「鮭」にしましたが、
柿の葉寿司の各専門店様では、鯛、穴子、蛸、サヨリ、エビなんかもあったりして
ご自身のお気に入りを見つけていただいても良いかもしれませんね♪
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続きまして<正倉院の瑠璃の坏>。
先日も正倉院展がありましたが、こちらの瑠璃の坏も正倉院の宝物です。
22個のガラスの輪の装飾が施されており、ペルシャ・ササン朝(イラク)からもたらされた宝物で、ガラスの輪の文様は当時のペルシャ・ササン朝のガラス工芸の大きな特徴の1つと言われています。
奈良正倉院でもっとも異国の文化様式を感じられる宝物「ガラス細工」。
宝蔵されている6点のガラス器の中で2番目に古いのがこの瑠璃の坏だそうです!
きれいなブルーをならまきでも表現しました。
男性の方でもご利用いただきやすい柄だと思います。
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3つ目は<遣唐使船>。
その昔、奈良時代から平安時代にかけて、唐の進んだ文化や制度を取り入れるために遣唐使が派遣されました。
現在は、その遣唐使船が復元されて奈良県の平城宮跡歴史公園「朱雀門ひろば」に展示されています。
そのお写真がこちらです。
一緒過ぎて素敵すぎます。
私たちスタッフの中でもこのデザインのファンが多く、刺繍の細かさや、赤と水色のコントラストにときめく人が続出です。
平城宮跡歴史公園内のお土産物屋さん「みつき館」さんでもならまきはお取り扱いがありますので、よろしければ足を運んでみてくださいね。
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最後の柄は<金鵄>の刺繍。
奈良?と思われる方が多いかもしれません。
こちらの刺繍は、弊社、巽繊維工業所のある奈良県橿原市のシンボルとなっております。
金の鳶、金鵄<きんし>です。
お知らせにも書きましたとおり、こちらの柄は橿原ブランド認定品として工業製品初認定をいただいており、多くの方にご利用いただくきっかけにもなっております。
金鵄の説明をしだしてしまうと更ここから話が長くなりますので、追って別ページでご紹介させてもらえたら嬉しいです。
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以上で、めっちゃ薄い腹巻きの刺繍柄の全柄7種類の説明とさせていただきます。
大変、長文の説明となりましたにもかかわらず、最後までお読みいただきありがとうございました。
どれも気持ちと思いを込めて商品化しております。
是非、お好きな奈良刺繍を選んでいただき、お腹をあたためるアイテムとしてお選びいただけましたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
<ならまき めっちゃ薄い腹巻き>商品ページはこちら。